帰ってきますた。

ogawamaku2008-08-12


更新をすることなく旅を終え、ただ今私の部屋で二人、後夜祭を開いて旅を振り返っております。am4:30
阿嘉島の後は隣の座間味島で2日間シュノーケルを楽しんだ後、バスで70分揺られて安座真港という小さい港から久高島に行きました。久高島の景色と空気は、多分一生忘れません。船で島に降り立った瞬間、夕日色のピンクのあたたかい空気に包まれて、懐かしいような、心細いような、でもそれでもいいんだっていうような気持ちになって、その気分は島にいた時間ずっと変わらずでした。こんな場所が日本に存在していたんだ!と真剣に思いました。詩人くうがこの島の浜辺で思ったのは、何千年も昔に来たようでもあり、また、この世の終わりにきたようでもあるなと思いました。
島民は200人ほどだと書いてあったけど、実際島を歩いていてもほとんど人に会わなかったので、人口20人くらいじゃないの?と思いました。島の中には食堂が2つ、商店がひとつしかなかったのでいつも同じところで同じものを食べましたがそれもよかったです。なんにもないところだったのですごくシンプルな生活をしました。海を見ながらビールをのんでひたすらぼーっとしたり、食堂でご飯食べたあと食休みして1時間くらい根が生えたように座りこんで風に吹かれたり、星の下で何時間も過ごしたり。ここにもし一年くらい暮らしたらどうなるんだろうって思いました。
この島は神の島と呼ばれているそうで、男子禁制の御嶽や、神女が身を清める為の海水みたいなのもあり、不思議や秘密もいっぱいのようです。
とにかく今まで行ったどの場所とも似つかない島なので、また必ず行きたいです。